仮想通貨を理解して巨富を手に


日付: 2021-01-21 閲覧数: 136



仮想通貨は本当に儲かるかとよく聞かれる。イーサリアムとビットコインについて話すと仮想通貨を買って相場が上がったら儲かるだろうと思う人が多いと思うが、このような考え方は仮想通貨のイメージを壊すのではないか。なぜかと言えば、仮想通貨はよく株に過ぎない資産と考えられることもあり、仮想通貨の基となる仕組みが無視される傾向があるため、仮想通貨はときどき誤解されるのだ。疑念を払拭する為に仮想通貨世界の多様な特徴を紹介したいと思う。


投資家と話して仮想通貨を話題にすると、話し手は鳥肌が立って反応することに最近よく気づく。この反応はおかしくない。なぜならば、多くの投資家が自分の富を仮想通貨の誕生の前に築いてきたので手で触れることのできる実物への投資しか行いたくないという。とはいっても、仮想通貨は必ずしも怪しいものではなく頭を使えば巨富を生み出せる魅力的なツールだと思うので、仮想通貨に対して消極的な態度をとる人たちに面白い話しを伝えたい。


1.ビットコインはなぜ生まれたのか?


仮想通貨のアイデアは、一般ユーザ同士が取引を行う中央型組織に頼らずインターネット上のネットワークを利用して直接な取引を可能とするP2P(ピア・ツー・ピア)サービスの誕生に遡る。P2Pサービスの代表的な例としてAirbnb(P2P民泊シェアリングサービス)が挙げられる。全ての利用者が他の利用者と取引を行うことができるので、結局、当初の創設者も予測できなかったほど膨大な数の取引を処理するプラットフォームが生まれる。


ビットコインとそれ以外の仮想通貨も似たような道を歩んでいるようだ。仮想通貨の目的は、匿名性を保つ取引を迅速に行うことだけだ。


この間目撃したビットコインの爆発的な相場上昇が投機的な投資の結果に過ぎない。


ユーチューブで動画をみると”ビットコイン投資で億万長者になろう”という広告がよく出てくるだろうし、専門知識のないことにも関わらず、専門家じみた態度をとって仮想通貨投資について講座をやってくれるユーチューバーたちも後を絶たないよね。バズワードを乱用する講師のオンライン授業を見て、説得されてしまう国民が大金を投じてビットコインを買い占めることによってビットコインの相場が急上昇する。これは非常に危なくて深刻な問題だと思う。なぜなら、仮想通貨に投資する一般国民は仮想通貨を支える技術にまったく精通しておらず、仮想通貨投資を行うときにどれほどのリスクを背負っているのかも意識しない。疑いなく億万長者になったウォーレン・バフェットが事業内容に対する理解が難しいものには投資しないと主張するが、仮想通貨に大金を投資する一般国民が仮想通貨技術を本当に理解しているだろうか?


このような偏った現実が仮想通貨の正常な普及を妨げると思う。


悪意ある仮想通貨詐欺師は別にして、仮想通貨の普及に焦点を当ててみよう。株と同じように扱われることによって仮想通貨の普及が失速するが、仮想通貨インフラが世界の多くの国ですでに浸透してきたようだ。例えば、ブダペストにもビットコインATMが点在している。ビットコインの現金化を行えるこの機械で仮想通貨を持っていれば当国の通貨を引き下ろすことが出来る。多くの仮想通貨ATMにも関わらず、一般国民が仮想通貨を司る技術をよく理解していると思わない。そして、ビットコインが誕生して以来、ビットコインネットワークの多くの脆弱性も明らかになったのでビットコインの大規模な普及が望ましくないかもしれない。何に重きを置くべきかというと、やっぱり教育が大事だ。仮想通貨を話題にすると怪しげなイメージが思い浮かばない為に仮想通貨の良し悪しについて一般国民に周知徹底させるのが技術に精通した専門家たちの義務ではないか。


どのようなイメージを生み出すべきかというと、基本的に前述したAirBnBと同じように誰でも参加できる分散型金融システムの概念を普及させてほしい。既に成功を成し遂げたP2Pモデルに基づく、隣の人にお金を振り込もうと思ったら、近くのコンビニまで行って現金を入金して送金する煩瑣な手続きを省いて直接現金を渡せば済むというような仕組みを仮想通貨インフラと呼ぶ。銀行を省いて他人に送金できるような仕組みが幅広く普及されると財務大臣が怒るかもしれないが。


2.仮想通貨マイニングについて


仮想通貨ネットワークに誰でも接続でき、仮想通貨を振り込んだり、受け取ったりすることができるので、仮想通貨ネットワークを使用するにはいつもリスクがつきまとう。


仮想通貨ネットワークにおいて行う取引承認作業を「マイニング」と呼ぶ。ビットコインの場合は、ハッシュ関数の計算を繰り返して特定の条件を満たす値を探るような作業を行う。イーサリアムの承認過程において大きなDAG(有向非巡回グラフ)を処理して取引データを承認する。そして日常用途に使うCPUでも採掘できるモネロをマイニングしようとすると、仮想マシンを立ち上げてランダムにプログラムを流す必要がある。どの仮想通貨を採掘しても正しいハッシュ値が見つかると報酬として仮想通貨をもらえる。仮想通貨マイニング自体は難しくないが、マイニングのための計算手法を理解するのが決して簡単ではない。


ここ数年、ビットコインマイニングにかかる費用が爆発的に増加したので、ビットコインマイニングから魅力的な収入を絞り出すのが難事だ。したがって、前述したイーサリアムやモネロや他のビットコイン以外の仮想通貨を採掘することを勧める。採掘した仮想通貨の現金化を仮想通貨取引所もしくは仮想通貨ATMで行える。海外にいるなら、このようなビットコインATMをブダペストウィーン中央ヨーロッパの多くの国でも利用できる。


ビットコインをCPUまたはGPUで採掘しようとすると失敗する可能性が高い。なぜかと言えば、特に中国に本拠を置く仮想通貨採業者が巨大なハッシュ能力を手にしてきたからだ。ただ、強力なグラフィックボードが持っていればイーサリアムの採掘は一考に値すると思う。


ビットコインとイーサリアムの誕生後、日常用途に使われるCPUのみで採掘できる仮想通貨もほしいと思った仮想通貨エンスージアスト(熱狂的な支持者)が多くいてより平等な仮想通貨を作ろうというアイデアの基でモネロが生まれたのだ。


3.お家で仮想通貨マイニングを?


日常用途に使うCPUさえ持っていれば仮想通貨を採掘できる夢のような話しは嘘ではない。普通のCPUでモネロをマイニングしようとすると微小な利益を絞り出せると思うが、これは一朝一夕に億万長者になる方法ではなく仮想通貨の世界に馴染む目的でやるといい。


仮想通貨マイニングの第一歩は、マイニング用ソフトウェアをGitHubからダウンロードしインストールすることだ。これは別に悪いことではないが、多くの利用者が何をダウンロードしたのかさえ分からない。つまり、多数の採掘者がまったく理解していないことをしているのではないか。


これに関してモネロの誕生にまつわる興味深い話しを共有したいと思う。仮想通貨の新規発行の後、その仮想通貨をどのような計算手法でマイニングできるのかも発表される。そして、仮想通貨技術に長けるソフトウェア開発者が集まって採掘用ソフトの開発に着手する。しかし、どのようなソフトウェアを開発するのかまったく保証がない。効率的なマイニングを行うソフトウェアになると皆嬉しいが、非効率なソフトになってもばれないだろう。そして強力なハードウェアでも、マイニングソフトの効率化でもマイニングの効率向上を遂げることができるわけだ。


プログラミングだけで億万長者になれる?


ハイスペックのハードウェアの購入を別にして、マイニングソフトの効率化を考えてみよう。先ほど説明してようにマイニングソフトを開発する人たちが意図的に非効率なアルゴリズムを実現し、そのソフトウェアをGitHubにマイニング用ソフトウェアとしてアップロードする。そして素人のユーザーたちがそれをダウンロードし、自分のパソコンで実行すると想定しよう。やっぱりこうなると開発者が意図的に残した不具合を直すことで高速なソフトウェアを手にすることで膨大な数の仮想通貨を短時間で採掘できるようになれる。そのためにパソコンを買わなくても大丈夫。例えば、アマゾンクラウド(AWS)で一万ノード程度の計算機を借りてマイニングソフトの並列化で莫大な演算能力が手に入るわけだ。悪意のない開発者であれば数億円相当の仮想通貨を懐に入り込んで金銭欲を満足させるが、不道徳なユーザーだと仮想通貨ネットワーク全体を滅ぼすこともできる。興味があればモネロの採掘にまつわる事件について英語で次の文章を一読してくだい:Minting Money with Monero ... and CPU vector intrinsics.


要するに、マイニングの為の計算手法を正しい結果を計算する限り誰でも好きなように弄ったり、書き換えたりことができる。どれほどの効率化を実現できるのか、取引データの処理の速度により、数学や情報科学に精通した開発者たちにとってどのような計算手法であっても効率化は朝飯前だ。情報処理の向上に成功すると膨大な数の仮想通貨を採掘することによって巨富を手にすることだけでなく、悪意のある開発者たちは多数のユーザーが信頼している仮想通貨ネットワークを全滅させることもできるわけだ。つまり、仮想通貨の世界の支配者がアメリカのCIAではない、中国か北朝鮮の共産党でもない。全ての仮想通貨ネットワークが頭の良い数学者と情報科学者によって支配されているのだ。仮想通貨を正しく理解して皆にこのような観点からの考え方を伝えて頂きたい。


出典:Why is the adoption of cryptocurrencies is slow?


画像:pixabay.com



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