イーサリアムをマイニング出来なくなったら何をマイニングするか?


日付: 2021-03-22 閲覧数: 307



人気と注目を集めている暗号資産、別称、仮想通貨。マイナーたちが常に収益率の一番高いコインを探している。そしてここ数年、ビットコインを採掘する為に立ち上げられた仮想通貨通貨マイニングファームの数が激増しているので、膨大な金額を投資しない限り、ビットコインを効率的にマイニング出来ないことが事実だ。ビットコイン以外の仮想通貨が数多く存在しているが、魅力的なマイニング収益を見せているものが極めて少ない。PoWを採用したeth1.0(イーサリアム)を未だに採掘できるが、そのネットワークが徐々にPoSに基づいたeth2.0に遷移していってしまうので、主にイーサリアムをマイニングしたマイナーたちが次に何を掘るか考えないとマイニング収益が突然下がって収入が急減することに直面せざるを得なくなる。これを避ける為に知名度のあんまり高くないレイヴンコインを紹介したいと思う。


まずは、レイヴンコインをウブントゥでマイニングする為の手順から始めよう。現在、レイヴンコインのマイニングアルゴリズムはイーサリアムのProgPoW法に基づく計算手法になっている。ProgPoW法がASIC(特定用途向け集積回路)によるマイニングへの耐久性を見せているので、 レイヴンコインのネットワークがビットコインより分散型構造を持っていると言われる。現在、CPUマイニングの収益率が低いため、レイヴンコインの大半がグラボを使って採掘されている。従って、強力なグラボを搭載するパソコンでレイヴンコインを誰しもマイニング出来るわけだ。ここ数ヶ月間、レイヴンコインの相場が急上昇中であり、大量のグラブを手にしたマイナーたちが視線をレイヴンコインに向け始めた。レイヴンコインをマイニングしたいなら以下のガイダンスに従って必要なソフトをインストールしてください:


ハイスペックなグラブを持っておらず、AWSでTesla V100を搭載した仮想マシンを借りることにした。アマゾンでアカウント開設直後はグラブ搭載の仮想マシンを立ち上げることが出来ないが、担当者に依頼するとこの制限を24時間以内で解除してくれる。


AWSでTesla V100を搭載した仮想マシンの立ち上げはすぐ済んだ。仮想マシンで仮想通貨をマイニングしたいなら、空き容量を最低で30Gb を割り当ててリナックスを起動させよう。起動後、AWSの管理画面は次の様だ:



次にSSHコマンドを使って仮想マシンに入る。最初にCUDAをインストールする:


$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install build-essential
$ sudo apt install mesa-common-dev
$ sudo apt install cmake


$ wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/11.2.0/local_installers/cuda_11.2.0_460.27.04_linux.run


$ sudo sh cuda_11.2.0_460.27.04_linux.run


そしてホームの下に.bashrcを編集して次を追加する:

if [ -d "/usr/local/cuda-11.2/bin/" ]; then
  export PATH=/usr/local/cuda-11.2/bin${PATH:+:${PATH}}
  export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda-11.2/lib64${LD_LIBRARY_PATH:+:${LD_LIBRARY_PATH}}
fi


次はkawpowminerのダウンロードとコンパイルを行う:


$ git clone https://github.com/RavenCommunity/kawpowminer.git
$ cd kawpowminer
$ git submodule update --init --recursive
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake .. -DETHASHCUDA=ON
$ make -sj $(nproc)


このようにkawpowminerをダウンロードすると先ほどインストールしたCUDAとの衝突が生じて、以下のエラーが出力される:

[ 64%] Building NVCC (Device) object libethash-cuda/CMakeFiles/ethash-cuda.dir/ethash-cuda_generated_CUDAMiner_cuda.cu.o
nvcc fatal : Unsupported gpu architecture 'compute_30'
CMake Error at ethash-cuda_generated_CUDAMiner_cuda.cu.o.Release.cmake:220 (message):
  Error generating
  /home/ubuntu/raven/kawpowminer/build/libethash-cuda/CMakeFiles/ethash-cuda.dir//./ethash-cuda_generated_CUDAMiner_cuda.cu.o


make[2]: *** [libethash-cuda/CMakeFiles/ethash-cuda.dir/build.make:65: libethash-cuda/CMakeFiles/ethash-cuda.dir/ethash-cuda_generated_CUDAMiner_cuda.cu.o] Error 1
make[1]: *** [CMakeFiles/Makefile2:513: libethash-cuda/CMakeFiles/ethash-cuda.dir/all] Error 2
make[1]: *** Waiting for unfinished jobs....


これを解決するにはkawpowminerでのCUDA版を統一させる必要がある。これを ./libethash-cuda/CMakeLists.txtを編集して行う。次の三行をこのファイルから削除するとCUDA11に対応するようになるはずだ:


        list(APPEND CUDA_NVCC_FLAGS "-gencode arch=compute_30,code=sm_30")
        list(APPEND CUDA_NVCC_FLAGS "-gencode arch=compute_35,code=sm_35")
        list(APPEND CUDA_NVCC_FLAGS "-gencode arch=compute_50,code=sm_50")



すると、makeが正常に完了するはずで、実行可能なバイナリが出現したらレイヴンコインのマイニングを初めても良い。マイニング機を起動させたい時に次のコマンドを使おう:


$ ./kawpowminer -P stratum+tcp://RFJHu1NpK891KZGo3CdK3qxfvwFKhHxTv7.worker@rvn.2miners.com:6060


上記のコマンドで2miners.comに接続してレイヴンコインマイニングを始めることが出来る。自分のウォレットアドレスの書き換えもお忘れなく!

マイナーの出力がこのようになっている:


マイニングプールのHPで採掘の進捗状況を確認出来る:



このようにTesla V100グラボを使ってレイヴンコインをマイニングすると、一ヶ月間で消費電力料金を差し引いておよそ200ドルに相当する仮想通貨を掘ることが出来る。




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