GPUでイーサリアムをマイニングしてみた結果報告


日付: 2021-01-04 閲覧数: 632



ビットコインとイーサリアムの価格の上昇がつづいている中、そのボラティリティが激しく変動している。これは驚くべきことではない。なぜかと言えば、仮想通貨だからこそ、ほとんど規制されておらず、相場の変動も自由自在だ。したがって、ビットコインとイーサリアムへの需要が増えると、その相場が即座に跳ね上がるのだ。もちろん、逆の方向にも同じよに動いている。イーサリアムの相場が高くなると、マイニングからの収益も上がり、GPUを持っている人たちが慌てて自分のPCを非日常のマイニング機器に変身させることを心掛ける。では、GPU搭載のパソコンからマイニング機器をどのようにつくればいのか、イーサリアムのマイニング収益をどのように計算すればいいのか、といった質問に分かりやすく答えたいと思う。さぁ、始めよう!


グラボが持っていなかったので、Google Cloudで仮想マシンを起動させて、仮想環境での仮想通貨採掘(マイニング)を試みた。仮想マシンの起動後、全てが順調に進み、安定したハッシュレートでイーサリアムをマイニング出来るようになったのだ。そのために、まずは15GBのメモリとNVIDIA Tesla P4グラボを選んで強力な仮想マシンを作り上げた。以下の動画でマイニングについて詳しく説明するので、よかったらご覧ください:



イーサリアム採掘の手順


仮想マシンの起動後、Debianをインストールして。そしてNvidiaの公式サイトからCUDAをダウンロードした。そのために、次の命令を実行した:


$ wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/11.2.0/local_installers/cuda_11.2.0_460.27.04_linux.run


$ sudo sh cuda_11.2.0_460.27.04_linux.run



CUDAのインストール後、実行可能なバイナリとリンカーのためのCUDAライブラリの場所も指定しなければならない。この設定は常に以下のように.bashrcの下の方に書き込む:


$ vim $HOME/.bashrc

以下はCUDAのファイルをリンクさせる:


if [ -d "/usr/local/cuda-11.2/bin/" ]; then
  export PATH=/usr/local/cuda-11.2/bin${PATH:+:${PATH}}
  export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda-11.2/lib64${LD_LIBRARY_PATH:+:${LD_LIBRARY_PATH}}
fi


次は、nanominerのインストールだ。まずはGitHubからnanominerをダウンロードする:


$ wget https://github.com/nanopool/nanominer/releases/download/v3.1.4/nanominer-linux-3.1.4-cuda11.tar.gz


ダウンロードしたファイルを解凍し、構成ファイルを作成しなければならない。このファイルにはイーサリアム・ウォレットのアドレスとマイニングプールのアドレスを指定する:


wallet=[ウォレットのアドレス]
algorithm=Ethash
coin=ETH
rigName=[マイニング機器の名称]
email=[メールアドレス]
restarts=0
pool1 = eth-eu1.nanopool.org:9999
pool2 = eth-eu2.nanopool.org:9999
pool3 = eth-us-east1.nanopool.org:9999
pool4 = eth-us-west1.nanopool.org:9999
pool5 = eth-asia1.nanopool.org:9999


構成ファイルを保存し、次の命令を実行し、マイニング機器を起動させる:


$ ./nanominer


マイニング機器の出力は次のようになっている。ここで、GPUのハッシュレートと温度を確認できる。




数分後、nanopoolの公式サイトでイーサリアムウォレットの残高を確認できるようになった:





イーサリアムのマイニング収益を次のサイトで計算できる:


https://www.cryptocompare.com/mining/calculator/eth?HashingPower=17&HashingUnit=MH%2Fs&PowerConsumption=58&CostPerkWh=0.11&MiningPoolFee=1


イーサリアムのマイニング収益は、消費電力にもより、お住まいの電力会社のサイトでキロワット時当たりの電気料金をチェックすることを勧める。


上述の手順に沿って、マイニング機器を立ち上げると、すぐイーサリアムをマイニングできるようになれる。私はこのようにマイニング機器の設定を行い、マイニングが始まった後、マイニングのハッシュレートが数分で定まった。上に埋め込んだ画像が、NVIDIA Tesla P4 GPUを使ってイーサリアムを採掘する機器の収益率を示している。マイニングの収益率を算出するために、ハッシュレート以外にイーサリアムの相場と電気料金も必要となってくる。このグラボは17メガハッシュ/秒といった性能で毎月28.81米ドルの収益を採掘してくれる。めでたしめでたし!


イーサリアムの相場と電気料金が変わらない限り、このようなマイニング機器は素晴らしい不労所得の源になり得るのではないか。では、グッドラック!


元の資料:How to mine Ethereum on GPU for beginners - a step-by-step guide




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