eth2.0のステーキングで不労所得を得るには


日付: 2021-03-31 閲覧数: 101



仮想通貨世界で取引を検証する為にマイニングが使われていたが、環境への負担が大きいことなどを理由にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)方法がイーサリアムの仕組みにPoWの代替手段として導入されています。簡単にいうと32イーサリアムをステーキング(保有)する利用者がeth2.0ブロックチェーン上に保存される取引データの検証作業を行えるようになります。PoSの完全に導入されるとマイニング用の機材にたくさんのお金を投資する必要がなくなるわけです。そして保有量に応じてPoS作業を行う利用者に定期的に報酬が付与されます。イーサリアム2.0の保有者になるにはかなり高い技術的なハードルを乗り越えないといけないので誰でも簡単にeth2.0に投資できるわけではありません。この記事ではイーサリアム2.0におけるステーキングについて詳しく解説したいと思います。


この記事の内容をユーチューブでご覧になれます。よかったら解説動画をどうぞ〜:


それではイーサリアムのステーキングについてよくあげられる質問を1個ずつみていきましょう。


イーサリアムを保有することでどのくらいの報酬を貰えますか?


まずはイーサリアムを預入するこてだけでどのくらいの利益を得られのかチェックしてみたくて、Beaconチェーン関連データを記載するhttps://beaconcha.in/に飛んでイーサリアムステーキングの年利を確認しました。すると以下の情報がみつかりました:


beaconcha.inの情報によると現在の年利が10%以下になっていることが分かります。この利率がたくさんの要素に影響され変動しています。


イーサリアムをステーキングしたい場合はどうすればいいですか?


まずは強力なパソコンを持っていることを確認しましょう。eth2.0の検証を行うサーバに最低でも8−16Gbのメモリ、500Gb〜1TBのSSDと高速なインターネット接続が必要と言われています。サーバにインストールできるOSについて言えば、eth2.0がLinuxにしか対応しておらず、Ubuntuを利用することをおすすめします。


イーサリアム2.0における検証作業を行うパソコンの立ち上げは決して簡単ではありません。今までイーサリアムを採掘する為に使っていたマイニングリグを素早く立ち上げることができたと思いますが、PoS検証を行うノードのインストールがかなり難しいです。まずは下の図を見てみましょう:



既存のイーサリアムネットワークに接続する為にeth1ノードを立ち上げる必要があります。なのでイーサリアム1と2にも同時に対応する仕組みを使って2種類のブロックチェーンを同期させることでイーサリアム取引を検証するサーバを用意します。既存のブロックチェーンに接続するソフトウェアは「geth」と言います。gethとBeaconノードを実現するLighthouseと一緒に使います。ステーキングを始める前にgethとLighthouseの両方が同期された状態であることを確認しましょう。イーサリアムブロックチェーンとの同期が完了するに相当な時間がかかります。ブロックチェーンのサイズとインターネット接続とサーバの性能によって数時間から1日以上かかる場合もあります。eth2.0のチェーンに非同期状態で接続すると預け入れたイーサリアムの一部が罰金として抹消されますので注意を払ってeth2.0クライエントを立ち上げましょう。


なぜgethを使いますか?


eth2.0を使おうとしているのにeth1クライエントもインストールしなければならないというのを不思議に思う人がいるかもしれません。なぜ元々のイーサリアムブロックチェーンに接続するかというと、既存のブロックチェーン上に書き込まれる取引データのアクセスと、ステーキング機能を実現するスマートコントラクトとの接続の為にeth1クライエントを起動する必要があるからです。


ブロック追加を承認するノードの秘密鍵と公開鍵の生成


公開鍵と秘密鍵を生成する為にhttps://github.com/ethereum/eth2.0-deposit-cliに飛んでeth2.0-deposit-cliをダウンロードしてください。


イーサリアム2.0の電子ウォレットを暗号化してくれる鍵の安全確保の為にeth2.0-deposit-cliをインターネットに一度も接続したことのないパソコンで起動します。ステーキング用の電子ウォレットの秘密鍵が漏洩するとウォレットが攻撃を受けやすくなるのでこのステップを細心の注意を払って行いましょう。


鍵を生成するには次のコマンドを使います:


$ ./deposit new-mnemonic --num_validators --chain mainnet


NumberOfValidatorsは検証作業を行うノードの数を指します。例えば32イーサリアムを預け入れようとするとこの変数を1と設定しましょう。コマンドが正常に終了したら電子ウォレットの為の鍵がjson形式で出力されます。


イーサリアム2.0のブロックチェーンを同期させる


次のステップで「Lighthouse」をダウンロードします。まずはhttps://github.com/sigp/lighthouse/releasesに飛んで、Linux版をダウンロードします。



そして前述したステップで生成した鍵を$HOME/eth2deposit-cli/validator_keysにコピーしてLighthouseに読み込ませます。次のコマンドを使いましょう:


$ lighthouse --network mainnet account validator import --directory $HOME/eth2deposit-cli/validator_keys --datadir /var/lib/lighthouse


ここで注意しないといけないことがあります。鍵を生成時にパスワードを使います。これがどうことかというと鍵とパスワードがくっついていると考えてください。従って一度生成した鍵を他のサーバで検証ノードを立ち上げて使ったダメです。1つの鍵を複数のサーバで使うことが検知されたらステーキングしたイーサリアムの一部が罰金として抹消されるので気をつけましょう。


鍵を含んだjsonファイルが読み込まれたらLighthouseを起動しても大丈夫です。完全に同期されるまで待ちましょう。


イーサリアムを実際に預け入れます


イーサリアムの預け入れを公式サイトで行いましょう。それ以外に「私がイーサリアムをステーキングするからまず私にイーサリアムを振り込んでくれ!」っていう広告が全て詐欺ですよ。気をつけましょう。ステーキング用の公式サイトはhttps://launchpad.ethereum.org/en/です。既にステーキングしたユーザたちが皆ここでイーサリアムを預け入れたので安心して使えると思います。ここで「Become a validator」ボタンをクリックして検証者(バリデーター)になる為の手続きを始めましょう。


まずは預け入れたい枚数を指定しましょう:


そして次に一個前のステップで生成した鍵のjsonファイルをドラッグアンドドロップして鍵をアップロードしましょう:


次の画面で同意項目を全部チェックして「Continue」ボタンを押します。


送金中のイーサリアムの取引が次の様に表示されます:


これでバリデーターになる為の申請が完全します。申請が承認されると電子ウォレットのアドレスを使ってバリデーターの状態をhttps://beaconcha.in/で確認できます。



まとめ


お疲れ様です。これでイーサリアムを預け入れて、イーサリアム2.0のブロックチェーンに接続する検証ノードを立ち上げました。このサーバがブロック追加を承認し続けていて不労所得を得ています。どのくらいの収益が出るのかさまざまな要素によって左右されます。一番重要なのは稼働率ですね。上の図にEffectiveness:99%と記載されたと思います。これが稼働率のことを指し、一日あたり何時間稼働しているのかという数値になっています。当然、稼働率が高ければ高いほど収益率があがります。あとは稼働率が一定の閾値を下回ってしまうと収益率がマイナスになり得ますのでサーバを気をつけて運営しましょう。良く考えたらステーキングはイーサリアムのマイニングの代替となる手段と捉えても良く、素晴らしい方法ではありませんか?


出典:Guide to Staking on Ethereum 2.0




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