2021年グラボでイーサリアムをマイニングしたいなら


日付: 2021-03-14 閲覧数: 303



イーサリアムのマイニング収益率の高騰につれてグラボを手にして自宅のパソコンやマイニングリグを採掘用の機械に変身させる利用者も増えている。ビットコインの誕生後も同じようなことが起きたがその時はASIC機器の方が普及した。しかし、イーサリアムの場合、取引データを検証するにはGPUで大量のメモリを利用する並列化したアルゴリズムを実行する為、イーサリアムの大半はASICマイナーではなくグラフィックボードでマイニングされるのだ。その結果、2020年の後半にハイスペックGPUへの需要が爆発的に増えてきたので普通のパソコンでゲームしようとしたゲーマーたちが欲しがった機材が不足していた結果、GPUの市場で前例のない争奪戦が始まった。ここで米国の半導体メーカーNvidiaがどのような措置を講じるのか詳しく見ていこう。

ビットコインの前に5万円程度のお金をかけたら、そこそこいいグラボを買うことが出来、最新のゲームもプレイできるようになったが、最初の仮想通貨が出現した後グラフィックボードの価格が上昇し始めた。


グラボで仮想通貨をマイニングする理由


ビットコインをGPUでマイニングできないわけではないが、GPUを特に好むのがやっぱりイーサリアムのマイニングアルゴリズムだ。CPUマイニングとGPUマイニングは似たような作業を異なる機材で行うことであり、なぜイーサリアムをグラボでマイニングするのかというと、GPUがCPUより計算手法の並列化に向いており、特の仮想通貨取引の検証を行う際、大量のハッシュ関数を計算するので、グラボで計算した方が圧倒的に速いというのがポイントだ。


ゲーマーたちの不満


イーサリアム相場のブームに乗っかったマイナーたちがイーサリアムのマイニングに適したグラボを大量に買い占めて当時どこで買おうとしててもゲーマーたちがGPUの品薄状態に直面せざるを得なかった。そして半導体メーカーの対処も遅れていたのでしばらくほしいものが手に入らずゲーマーたちが辛抱しきれなくなってSNSで不満の声をあげ始めた。封鎖中の都市で外出禁止令が出された後に家でゲームして時間をつぶす国民の気持ちが分かるだろう。



研究所による需要


ゲームを円滑にプレイしたいならGPUが不可欠だが、GPUの用途がゲームの世界にとどまらない。ディープラーニングや人工知能の為の計算手法を開発する研究所が数多くあり、数理モデルを効率よく解こうとするとグラボがベストだ。以前、教育機関や多くの企業の開発研究部もグラフィックボードを大量に注文していたが、現在の市場状況でGPUの購入が困難になっている。


計算パワーを半減


米半導体メーカーNvidiaがバランスを失ったGPU市場でマイナーたちの買い占めに大きな歯止めをかける仮想通貨採掘を敵視する態勢を取っているようだ。Nvidiaのこの一方がSNSで既に批判されている。なぜかと言えば、今後発売されるGPUの半導体チップに意図的に呪いをかけて利用者が仮想通貨マイニングを行う計算手法を実行しようとするならばグラボの計算性能を半減させるわけだ。その結果、 近々発売されるGeForce GTX RTX 3060とGeForce GTX RTX 3060 Tiを採掘用機材として購入する意味がなくなる。


新しいGPUの発売


GeForce GTX RTX 3060とGeForce GTX RTX 3060 Tiはヨーロッパですでに販売されており、フランスやドイツでおよそ400ユーロ(約5万円)をかけたる手に入る。アメリカとヨーロッパで新型コロナウィルスが未だに終息していないことと半導体原料不足と相まってNvidiaが製造している機材をパンデミック前の速さでゲーマーたちの手元に届けることが出来ないと見込むが。


物流の円滑さを別にして、このNvidiaの対策は当社がイーサリアム採掘に潜んでいる危険性を理解し、グラボの市場に秩序を回復するために努めることを示している。


GPUの半導体チップに制限をかけて計算性能を半減させる新機能は別に悪い対策と思わないが、ベトナムと中国のSNSでNvidiaの制限がハッキングされたことを証明したスクショが流布しているようだ。今の所この段階でこの制限を簡単に解除出来ないと信じているので嘘っぽい工夫には思うが、いつのまにか賢明な方法でGPUチップにかけた制限を解除し裏口を使ってRTX3060をフル活用してイーサリアムをマイニングすることが全く不可能だと思わない。


Nvidiaの対策は不十分?


そしてもう一つの事実に注目してみよう。仮想通貨マイニングはイーサリアムにとどまらないだろう。つまりイーサリアムのほか、ビットコインと900種類以上の仮想通貨が存在しており呪いのかかれたグラボでイーサリアム以外の仮想通貨を掘ってもいいんじゃない?Nvidiaの発表によるとこの制限の対象がイーサリアムマイニングのみだがビットコインと他の仮想通貨の採掘について一言も言ってない。そして近々世界中に発売されるGeForce GTX RTX 3060とGeForce GTX RTX 3060 Tiを買ってマイニングリグを組んでその計算パワーをディープラーニングや人工知能アルゴリズムを流したい研究所に貸し出すのも可能である。GPUの用途が千万無量で、たったひとつだけの用途に制限をかけるのは中途半端な弥縫策に過ぎないと思う。


最後に急速に進化している仮想通貨市場も考えてみよう。ビットコインのソースコードを少しだけ書き換えて新しい仮想通貨をリリースするのがプログラミングに精通した開発チームにとって朝飯前だ。多くの場合、取引情報を検証する「マイニングアルゴリズム」を入れ替えるだけで真新しい仮想通貨を”発明”する流れになっている。そして例えば万が一GeForce GTX RTX 3060とGeForce GTX RTX 3060 Tiにマイニングの最適化された新規仮想通貨が現れたらNvidiaがどのような策を講ずる?(笑)


出典:Cryptocurrency mining on GeForce GTX RTX 3060



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