日付: 2020-08-24
仮想通貨の取引を行う機械が世界中に注目を集めています。情報技術の進化が金融界にもイノベーションを起こし、仮想通貨取引のためのプラットフォームも相次いで誕生します。とはいっても、ビットコインの世界がたくさんの人にとって異質のものであり、情報科学に詳しくない利用者がなかなか手を出せないという問題点が残っている気がします。ということで疑念を払拭する為に、ブダペストで使ってみた機械を紹介したいと思います。
大学時代は計算科学を習っていましたので、情報技術というのは得意分野ですが、仮想通貨のことを初めて耳にした時にやっぱり疑いを持っていました。
しかしながら、情報技術の動向に注目しないと色んな意味で取り残されるとも思います。ITと仮想通貨がどんどん我々の日常のものになっており、技術を完全に蔑ろにするという考え方が良くないですね。よって、仮想通貨に大金を投げるより、少しずつ仮想通貨の世界に馴染んでいくことをおすすめします。例えば、少額の仮想通貨を購入し友人に送金してみるとか、仮想通貨決済対応のお店で仮想通貨で支払うとか、海外で仮想通貨ATMから当地の通貨を出金するとか、そういうふうに仮想通貨の世界で経験を得るのがいいんじゃないですか?
まずはブダペストにあるビットコインATMの居場所を探す為にグーグルマップを使いました。
ブダペスト都心部にたくさんのビットコインATMがあると言えません。まずは"Király utca"の近く”Gozsdu udvar”で仮想通貨ATMを探していたが、ありませんでした。コロナの影響かな?次の場所も訪れましたがビットコインATMが不在でした。
やっとブダペストの有名な広場のOktogonにあるバーガーショップの中でビットコインATMを見つけました。
お店に入ってレジの方に進むと仮想通貨ATMが右側にあります。
以下の数行で、ブダペストでどのようにビットコインを購入するかについて説明したいと思います。画像にも見えるかもしれませんが、ここに設置されている機械がハイスペックなものですが、英語とハンガリー語を併記する画面が少しわかりにくいです。改善の余地がまだまだ残っています。
そして、購入方法ですね。
まずは、購入したい金額の範囲を選択しましょう:
次に電話番号を入力しなければなりません。取引を確認する為に使われるらしいですが、あんまり意味ないな!ちなみにですが、オーストリアの機械だと電話番号入力不要ですよ。
今回は1万フォリント(約4000円)を両替したかったです。1万フォリント札を次のように挿入しましょう:
挿入したお金が認識されると、相当額のビットコインも表示されます。
そして、毎回の500フォリント(約200円)の固定手数料が差し引かれることも分かりました。
もちろん、自分のイーウォレットのアドバイスも伝える必要があります。それをどういうふうにするかというと、基本的にイーウォレットのQRコードを機械で読み取らせるというやり方ですね。
完了すると緑色のボタンを押して終了です。
取引完了後に領収書も発行してもらい、数秒後にイーウォレットで送金されたビットコインを確認出来ました。
毎回ビットコインがAからBへ送金されると一つの取引と見做される為、その情報がブロックチェーンに書き込まれる必要があります。この作業を行う為の時間が経過すると送金されたビットコインが自分のイーウォレットに入金されるということですね。
ビットコインの仕組みを下支える採掘者の数によって仮想通貨取引の速度が左右されます。
海外でビットコインを購入するという話しが以上となります。相当簡単な作業だったと思います。ちなみに、待ってる間にこのバーガーショップの料理を試して時間を過ごしてもいいんじゃないと思って、バーガーを注文して美味しいご飯を食べれたからここは間違いなくおすすめスポットです。